線路よ続け、いつまでも

突然【超特急沼】に突き落とされた昭和世代8号車が綴る、長くなりがちな言葉たちです

【みなしょー】のお話。その2。(アメブロより移管)

どのくらいの方が私と同じような感覚で見ているんでしょう?

 

そんなことをTwitterを見ながら考える【みなと商事コインランドリー】。

Twitterに溢れる感想の内容のほとんどが、思ってもみなかったことばかりで

だいぶけっこう驚いています(笑)

私は恐らく『萌え』という感情に疎いんだろうなーと思いますわ。

例えば、演出に感情が動いても、物理的なことでは動かないんです。

物語の流れや演出として、触れた脱いだとかは大切なことだと思う。

でも単なる動作としてのそれは、私にはあんまり大切じゃないみたい。

なので「きゃー♪」的な感想を求めて来てくださった方がいらっしゃったら

たぶんご期待には添えないかと思います。ご了承くださいませ。

だってそう思ってないんだもの仕方がないじゃないかー・・・・・・(苦笑)

 

 

そんなこんなで1・2話の感想を。

と思ってたけど、結局1話だけになりました。

思ったより長くなったもんでねぇ(笑)

 

 

ノローグで湊が自分のことを語ることで物語が始まっていくのはとても

わかりやすかったです。ブラック企業で体を壊して倒れた、からの祖父の

コインランドリーを継いだことを、さらっと。

湊はどうしてこのコインランドリーにいるの??とならなかったですし。

プラス、そこへやって来たシンを見て「タイプだな」と一言つぶやくことで

湊はゲイかもです、ってことまでもさらっと語られててとても良いです。

そこらへん、BLドラマで最初から触れられることってない気がしてます。

ファンタジックに“同性を好きになるのが普通の世界”とはしていないことは

ちゃんとリアルで、とても優しいと思います。これは原作の仕様なのかな?

と、初っ端からこんな感じで感動を覚えておりました(笑)

ていうか、BLドラマってモノローグ多めじゃないです?偶然??

 

1話を見てとても印象的だったのが、湊もシンも共に瞳の表情が豊かなこと。

目は口程に物を言うというのを完全に体現してたんじゃないでしょうか。

どちらも、捉えようによっては棒読みに聞こえそうな口調とも感じられますが

普通の生活をしている人が、普段からめちゃくちゃ感情を露わに会話してると

いうわけじゃないことから、逆にとても自然体だということだと思いました。

たまに、なんだこの妙な言い回しは?と思えた箇所もあるにはありましたけど

たぶん原作の言葉をそのまま起こしてるっていうことなのかなぁ?

文字としてのセリフと、実際に口に出すセリフとしての差のような気がします。

それを差し引いても、芝居くさくない嘘くさくない、ありのままの自然な姿の

湊とシンが存在してるな~と思いながら眺めていました。

 

そんな2人が出だしで見事に築き上げたこのドラマの空気感のまま、

1話は思いのほかハイスピード?で進んでいくんですよね。

 

コインランドリーに鎮座していた管理人の兄ちゃんに、シンがどうしてそんなに

惹かれているのかは、この段階では謎のまま。

頭ポンポンされて嬉しそうに微笑んだり、ふらつくほど酷い熱中症になるまで、

コインランドリーの前で帰ってくる湊をずっと待っていたり。

まるででっかいワンコのようで、なんだか可愛らしいんですよ、シンくん。

かと思えば、湊がゲイだと知った後の、湊が困惑するほどの「湊さん好き好き」

攻撃は、語弊があるかもしれないけど、アレは実に怖いよ~。

リアルでされるとめっちゃ怖いと思うけど、シンだから許されてますよ(ん?)

 

対する湊。

シンよりも1話の段階での謎的なものは少ないのかもしれないです。

職場で体壊して帰ってきたけど、今はすっかり元気な管理人の兄ちゃん。

パッと見は明るくて朗らかだけど、ゲイであることが理由とまではいかないかも

しれないけど、抱え込んできたものがとてもたくさんありそう。

でもシンを見て思わず「タイプ」って顔がふにゃけそうになるのには笑った(笑)

心の声が完全に目や顔に出るタイプの人なんやろね、湊さんは。

あと、シンに対して感じることはあるけれど、湊がちゃんと大人であることが

このドラマをファンタジーじゃなくしている大きな要因だとも思います。

ここに関しては性別がどうこうということじゃなく、未成年とアラサーっていう

分別のお話なので、湊のまっとうな大人さが引き立っていますよね。

 

まずお話が大きく動くのは、湊がシンに無意識にカミングアウトした時。

あの瞬間のシンの表情は、1話のタイミングでは本当にただただ驚いている

ように見える。いわゆる一般的大多数からすると驚くのは特別ではないと思う。

それから2週間ぶりにコインランドリーにやって来たシンの豹変ぶりよ(笑)

その2週間のシン側のお話が原作のほうであるらしいですね。

解像度が爆上がりするらしいですが、今の所は原作に手を出す予定はないので

内容は知り得ないんですけど、もしかしたらドラマでもどこかのタイミングで

その話が挟みこまれるんじゃないかな?と薄い期待は抱いています。

チェリまほでも、黒沢が安達に惹かれるようになった経緯が終盤手前くらいで

しっかり挟み込まれていたのと同じような感じ。

映像化がされなかった時は、その部分を埋めるために原作のほうを少しだけ

覗いてみるのもアリかな?と思っています。

 

・・・・・・・・・いや、違うんです。

原作を見たく無いんじゃなくて、マイルドじゃない表現のアレコレってのが

苦手な人なんです、私は、それこそBLだとかは関係なく。

マイルドな表現に落とし込んでくれてるドラマを自分が応援している人で見て

それからマイルドじゃない方に目を向けるのって、そういうのが苦手な人間には

けっこうしんどい?大変なんですよ、コレは本当に。

悪気はないんですよ、マジで。

原作を先に知ってたらきっと平気だった・・・・・・かなぁ?(汗)

ドラマがマイルドにされてなかったら、たぶん1話でサヨナラしてました(泣)

(どこだったかでNotマイルドを偶然見てドン退きした人は私です)

 

 

話がそれてしもうた。。。。

 

 

後半は、ひたすら押しまくるシンに、困惑しまくっている湊っていう構図が

おもしろくて、ずっとクスクス笑って見てました。鬼強すぎ鬼ごっこ

シンの掌の上でコロコロされてる感じに見えるような気もしなくもないけど、

ちゃんと理性と常識をもって自分を制している湊の姿は信頼感がすっごいです。

たぶん、そこがシンにとってはもどかしいことではあるんでしょうけどね。

湊は湊で、シンが帰ってからめちゃくちゃあたふたしてるのがリアルでした。

 

2話からは他の人たちも登場してきて、物語がさらに進んでいくんでしょう。

内容も、もっともっと深くなっていくんだろうなと、ワクワクしています。

これを書いている現在は、私はParaviで4話まで見終えているので、もう少し

見えてきている部分は増えてはいますが、またそれは、おいおいに。

 

あ、これは物語には関係ない完全に物理(?)のお話なんですが。

最初、西垣くんの手が小さいんだと思ってたんですよ、私は。

そしたら違った。拓弥くんの手がバカでかかっただけでした(笑)

こっちは拓弥くんの手はあのサイズで見慣れてるから、なんかびっくりした。

シンの高校生っぽいツルツルな腕と、湊のしっかりとした大人の男性感のある

ゴツゴツした腕の対比も、大人と子供の差を見せてくれていて良かったです。

 

あとね。

Twitterとかで見たいろんな方々のたくさんの感想の中で、あまりにも自分とは

違いがあって衝撃的だった場面をひとつ発表します(笑)

それは熱中症で倒れたシンの体を、湊が冷たいタオルで冷やしてあげる場面。

この場面は、どうやらえっちぃということらしく・・・・・・。

でも「こんな時に冷たいので拭ってくれたら体が冷えて楽になるよ~・・・」

としか思わなかったし、今も何回見ても同じようにしか思えないっていう(爆)

ふと目を薄く開いて湊を見上げるシンの表情は、色気あるDKな、と思います。

そりゃタイプの未成年男子にそんな目で見られたら、どんな成人男子も逃げる。

ていうか、退散しない大人がいたら逮捕案件だわ、それは(笑)

 

 

おお、本当に思った以上に長くなってしまった・・・・・です。

2・3話はまとめて書けるかなあ?

12話まであるんですよね?

ここから2エピずつでいって、最終話でどーんて書けば丸く収まりますかね?

うん、予定は未定ってやつですよね(笑)

 

あー、このドラマは良いねぇ!!←クソデカボイス(笑)